【評判】経験者にマクドナルドのアルバイト内容を聞いてみた(きついです)

いとこが学生時代、マクドナルドで6年間働いていたので仕事内容や職場の雰囲気をインタビューしました。

この記事では以下の内容をまとめています

✓ マクドナルドの仕事内容
✓ 職場の雰囲気
✓ 昇格、昇給の制度
✓ メリット、デメリット


マクドナルドで働くメリットだけでなくデメリットも詳しく解説しているので説得力のある記事になっていると思います。

マクドナルドのアルバイトが気になっている方は是非読んでみてください。

マクドナルドの仕事内容

結論から言うと覚えることが大量にあり最初はストレスが半端ないです。

仕事は大きく分けると2つあります

①カウンター(レジ)の仕事
②厨房の仕事

カウンターは主に女性が(イケメン男性や人が少なければパッとしない男性も選ばれます)、厨房は主に男性が(パッとしない女性や老人女性も選ばれます)仕事をしますが、店長によっては面接時に要望を言うと応えてくれることも。

マクドナルドには「50:50の法則」というものがあり、仕事の負荷が全員均等になるようにポジションを与えられます。

ここではこの2つを深掘りしていきます。

①カウンターの仕事

お客様から注文を聞き出しそれを「POSと呼ばれる専用の機械に打ち込みます。

POSには販売されているすべてのメニュー、数十種類のクーポン番号(最新のマクドナルドは殆どかざすクーポンになったので楽)が並んでおり、マクドナルドではスピードが命なので注文を受けたらすぐにPOSに打ち込めるように全てのメニューの場所を記憶しておかなければなりません

POSに打ち込み釣銭を渡したら番号札付きのレシートを渡して、ドリンク、ポテトを作ります。

ドリンク、ポテトと厨房から流れてきたハンバーガー類を”店内でお召し上がりの場合はトレイ”に、”お持ち帰りの場合は紙袋”に入れてお渡しするまでがカウンターの仕事です。

注文を受けてからお渡しまでを90秒以内に達成しなければなりません

ランチタイムなどの忙しい時間帯は従業員が沢山いるので、「注文をPOSに入力する人」「ドリンクを作る人」「ポテトを作る人」「商品を取り揃えてお渡しする人」それぞれのポジションに人がいますが、従業員が少ない場合など全て一人でこなさないといけないことも多々あります。

お客様から見えるカウンターにいる人は常に笑顔でいないといけません

【注意点】
カウンター、厨房の仕事ともに初心者は遅くて当たり前ですが、厳しい上司だと「お客様はそんな事情関係ない」などと強くプレッシャーをかけてきます。1店舗に1~2人はこういういわゆる「初心者潰し」の上司がいることを覚悟しておいてください。
しかしそういう人は慣れてくると、これまでのことがなかったかのように優しくなりますw

②厨房の仕事

カウンターの人がPOSに入力すると「KVSモニターという専用の機械」に商品が表示されます。

まず表示された商品を見てそれにあったパンを焼きます。

フィレオフィッシュやエビフィレオなどのパンは蒸しますが、蒸したてのパンは70度以上あるのでとても熱いですが、冷ます時間はないので我慢して持たなければなりません。

パンが焼き終わったら、その商品のラップの上に置いてソースや野菜、お肉などを乗せていきます。

最後にラップで包んでHLZと呼ばれる注文された商品をカウンターの人が取り揃えをする場所に流します。

KVSモニターに表示されてからHLZに商品を流すまでを60秒以内にしなければなりません

厨房もカウンターと同じく、従業員が沢山いる時間は「KVSモニターを見てパンを焼く人」「パンをラップに乗せてソースやお肉を乗せる人」「ラッピングするひと」「焼きたてのお肉や卵、チキンナゲットなどを切らさないように焼き続ける人」がいます。

厨房はメニューを覚えるだけでなく作り方まで覚える必要があるので慣れるまではかなり大変です。

【注意点】
厨房は火傷などの危険と隣り合わせなので焦らず、自分のペースで正確に仕事をしましょう。
焦らしてくる上司は自分がケガをしたところで何の責任も取ってくれません。

職場の雰囲気

曜日や時間帯によって従業員の層が大きく変わります。

平日の午前~夕方前は主婦がほとんどで、夕方~は学生夜中~閉店作業はフリーターというのがどの店舗にも当てはまります。

休日や夏休み期間などは全時間帯に学生が多く、主婦は少なめです。

午前~夕方に働く主婦、学生はとても意識が高く初心者のトレーニングも積極的です。

夜中~はお客様も少なく閉店作業に関してはお客様の出入りがなく、社員も滅多に来ないので、喋る・スマホをする・売れ残った商品を食べるといった意識の低い行動をする従業員が多くいるのが事実です。

昇給、昇格の制度

マクドナルドでは大きく分けると、「新人」「クルー」「スター」「トレーナー」「マネージャー」という5つの階級があります。

新人」は初めてのINから30日経つとクルーになります。
INしてから毎日長時間働いていれば別ですが、ほとんどが「右も左もわからない状態」でクルーに上がります。

店舗にもよりますが、従業員の7割程度が「クルー」です。
クルーにはカウンター、厨房両方完璧にこなせるベテランから新人から上がったばかりの初心者もいます。

スター」はお客様接客係です。
クルーともマネージャーとも違う可愛らしいユニフォームを着ています。
カウンターの仕事が完璧にこなせるようになれば「クルーからスターに昇格しないか?」と声がかかります。

トレーナー」はクルーの教育係です。
主に新人を教育して一人前にする役割を任されています。
ユニフォームは変わりませんが、階級的にはスターとほぼ同じです。

マネージャー」は従業員のシフト管理、店舗のセキュリティ、クレーム対応など仕事内容は社員と大差ありません。
スターかトレーナーの中でも一際仕事が出来る人に店長から声がかかります。
3か月以上「マネージャーになる為の勉強」をしてから大阪や東京にある「ハンバーガー大学」に朝9時から夕方18時まで3日間通い、最終試験に合格するとマネージャーになれます。
仕事内容の関係上高校生はマネージャーになれません。

時給

新人は基本的に最低賃金スタートです。

クルーになると半年に1回時給が上がる審査があり、0~5円変化します。

スターやトレーナーになると実際の仕事内容はクルーと変わりませんが時給が30円程度上です。

マネージャーはクレーム対応、「売り上げ・お渡しするまでの平均タイム・最終的なレシートと照らし合わせた現金差」などを店長に報告して指導されたりストレスが大きいにもかかわらず時給はスターやトレーナーとあまり変わりません。
アルバイト歴数十年などの超ベテランマネージャーや時給1500円近く貰っていることもあります。

マクドナルドで働くメリット・デメリット

メリット

【マクドナルドで働くメリット】
①明るくなる
②モチベーションになる要素が多い
③マクドナルドの商品を3割引きで買える
④店舗恋愛が多い

①明るくなる

マクドナルドで働いている間は常に笑顔でないといけません。

お客様がご来店したら「いらっしゃいませ」

退店したら「ありがとうございました」

を聞こえるように大きな声で言う必要があります。

声が小さくて暗い人もマクドナルドで働くと明るくなるかもしれません。

②モチベーションになる要素が多い

先ほど取り上げたようにマクドナルドではカウンター、厨房からさらに細かいポジションがあります。

そのポジション一つ一つに「ノーマル習得シール」「ベテラン習得シール」があり、認められると自分の名札にシールが貼られます。

名札を見るだけで「この人・・強い・・」と尊敬の対象になったり優越感に浸れたりしますw

③マクドナルドの商品を3割引きで買える

マクドナルドで働くとその店舗の商品は通常価格の3割引きで購入できる『エンプロイミール』という制度があります

クーポンと働いている店舗以外の店ではエンプロイミールの対象外なので注意してください。

エンプロイミールはカウンターの人がPOSで入力する必要があるので、忘れられている場合は「エンプロイミールでお願いします」と言いましょう。

④店舗恋愛が多い

マクドナルドは学生が多く、とても店舗恋愛に繋がりやすいです。

一回り年上のフリーターでも仕事ができれば女子高校生や女子大学生と付き合うことが難しくないのは非常に嬉しいですねw

(ここだけの話、40代の社員が女子学生クルーと付き合うことも珍しくないようですw)

デメリット

【マクドナルドで働くデメリット】
①時給が安い
②仕事内容が多くてしんどい
③コミュニケーション能力が必要
④仕事意識が高すぎる人が多い

①時給が安い

マクドナルドの時給は最低賃金スタートでとても安く設定されています。

昇格制度はありますが、基本的に半年に1回で多くて5円。

泣きたくなりますw

②仕事内容が多くてしんどい

マクドナルドの仕事内容、覚える内容は他のアルバイトの比じゃないくらい多くあります。

忙しい時間帯にINしてしまうとロクに教えてあげられる余裕がないだけでなく、仕事が遅かったり戸惑っていると怒られます。

カウンターはドアの開け閉めで冬は寒く、厨房は油と肉を焼く機械の温度によって年中熱いです。(夏は特に地獄)

③コミュニケーション能力が必要

平日はコミュニケーション能力と気遣いが鬼の主婦軍団がいるので困りませんが、休日の学生集団の中にコミュニケーション能力がない人が入るのは地獄です。

忙しい時間帯であれば良いのですが、暇な時間は自分一人だけ置物のような状態になってしまいます。

どんなにコミュニケーション能力が低くても時間が経つと馴染んできますが、最初は覚悟しておきましょう。

④仕事意識が高すぎる人が多い

マクドナルドでは厨房、カウンターの各ポジションの人達が上手く連携することによって高クオリティの商品をミスなくスピーディーに提供できています。

その結果、一人一人の仕事意識がとても高まっているので新人はとても戸惑ってしまいます。

新人は何をしてよいのか分からない結果、「棒立ち」をしてしまいがちですが、それでは意識が高い人に怒られるので「困ったら拭き掃除」でもしておきましょう。

怒られた時に「たかがマクドナルドのアルバイト経験が長いだけで偉そうにするな」とか「お前は最初から出来てたのかよ」と言いたくなりますが、その後の関係に響くのでグッと堪えましょう。

数ヶ月して仕事に慣れてくると全員と仲良くなって怒られることも無くなります

まとめ

✓ マクドナルドの仕事内容はきつい
✓ 低賃金
✓ 慣れるまでが大変
✓ 慣れると楽しいから続く
✓ ハンバーガーを安く食べれる
✓ コミュニケーション能力が上がる




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