昼間に眠気を感じる原因とおすすめの対処方法
大事な午後の授業やミーティング、仕事中に睡魔が来て寝てしまった経験は誰にでもあると思います。
日中に眠気がやって来るのは夜の睡眠不足や昼食が原因です。
忙しくて睡眠時間が取れない人にもおすすめの対処方法をご紹介しているので、眠気を覚まして仕事に集中しましょう。
日中の睡魔の原因
業務中に眠気に襲われるのは誰しもが経験済みでしょう。
眠気がなければ業務がはかどりますし、辛くて不快にならずに済みますよね。
眠気の原因を解説します。
昼食後の血糖値低下による眠気
”日中の眠気”でも特に”昼食後の眠気”に悩まされる人が多くいます。
人間には覚醒状態を維持する”オレキシン”という物質が存在しますが、オレキシンは血糖値が上がると低下するという特徴があります。
オレキシンが低下することで覚醒状態が維持しにくくなるので眠くなる原因になってしまいます。
特にパン・お米・麺類といった糖質を多く含む食べ物は血糖値を急激に上げてしまうので注意してください。
満腹感も睡魔に大きく影響します。
動物は空腹感があると餌を求めて行動しなければならないため眠れませんが、満腹であれば餌を求める必要がないので体を休めるために睡眠をしたいという本能があります。
昼食後じゃないのに眠気がする場合
日中ずっと眠気がする人も中にはいると思います。
眠気の原因である「メラトニン」は基本的に習慣睡眠時間の1~2時間前に分泌されますが、体温が低下したりホルモンバランスが乱れていると日中でもメラトニンが分泌されます。
メラトニンの分泌を抑えるには日光に当たることが効果的です。
起きてすぐに日光にあたることが最も効果的でおすすめです。
ホットドリンクなどで体温を上げることも効果的ですよ!
眠気を覚ます方法
①カフェインをとる
お茶やコーヒー、ココア、紅茶などに多く含まれるカフェインには覚醒効果があります。
ホットコーヒーで体温を上げることで眠け覚ましの効果が増しますよ!
ただし、カフェインは脳を興奮状態にさせて眠気はとれますが、体には負担をかけているので効果が切れると頭痛や体のだるさに襲われる可能性があります。
②ガムを噛む
噛む行為によって脳が刺激され睡魔が軽減されます。
ミントやカフェイン入りのガムを噛めば「覚醒効果による睡魔撃退」と「噛む行為で脳を刺激して睡魔撃退」の2つ同時に発動します。
眠気覚まし用のガムはコンビニで簡単に手に入るので買ってみてはいかがでしょうか?
③目薬を使う
刺激が強めのスッキリする目薬を使用すると目が覚めます。
目の疲れも取れるので2重で効果が期待できます。
④息を止める
馬鹿みたいに聞こえますが「息を止める」ことも立派な眠気対策です。
息を止めると苦しいですが、脳が酸素を得ようとするため息を吸うと沢山の酸素が脳に送り込まれます。
脳に酸素を送り込むだけでも睡魔はなくなるので是非とも試してみてください。
⑤睡眠の質を高める
睡眠を誘発するホルモンである「メラトニン」の分泌は睡眠の質を高めるために必須です。
メラトニンは日中に分泌された「セロトニン」から分泌されます。
セロトニンは起きてすぐに日光を浴びることで沢山分泌されるので、日当たりの良い部屋でカーテンを開けて寝たり、起きてすぐに散歩に出かけるのがおすすめです。
散歩は他にもたくさんの健康的な効果がありますよ!
セロトニンは豆類や魚類に含まれるトリプトファンやビタミンB6からも生成されるので、普段の食事を見直してみるのもよいですね。
最後に
眠いままで作業しても効率が悪いので辛いだけで良い結果にはなりません。
これまでに紹介した対処法を実践してスッキリしましょう!